こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
ピアノを弾くために必要なもの。
もちろん、ピアノ。そして、忘れてならないものが、
【ピアノ椅子】。
椅子なんて、高さが合っていれば弾くのに支障はないでしょう?・・と思われるかもしれませんが、それは大きな間違い。
試しに、似たような椅子でピアノを弾いてみると・・・何とも弾きづらい!!
いかに、ピアノ椅子が“ピアノ演奏に適した造りをしているのか”、実感することができます。
ピアノ椅子、大きく分けて2つの種類があります。
①背付き。高さ調節・・段階式
②背なし。高さ調節・・ダイヤルによる無段階式
①の背付き椅子は、高さの調節が難しくないため、ちいさなお子さまの演奏に使用されることが多いです。
それとは反対に、
②の背なし椅子は、横長の形状であることから、重心の移動などがしやすく、大人の方の演奏機会に使われることが多いです。
高さ調節も無段階で調節できますから、自分に適した高さに合わせることができます。
高さ調節がダイヤル式のため、ちいさな手では操作しにくく、その点でも、お子さまひとりで調節するのは少し難しいかもしれません。
コンサートの舞台でピアニストの方が演奏する際は、ほとんど全てと言ってよいほど、この“背なし椅子”が使用されています。
この【ピアノ椅子】
たかが(とは思わないけれど)、椅子。されど!!椅子。なのです。
何とも言えない、『情』があるのですよね。
わたしがメインで使っている【ピアノ椅子】は、わたしが生まれる、うんと昔からあるもの。
50年ほどは経っているものだと思われますが、いまだに現役です(^^)
わたしが生まれてはじめてピアノを弾いた瞬間にも、このピアノ椅子は立ち会っているのだなと思うと、何だか感慨深い(^^)
塗装がはげたり、色が変わったりしているけれど、それも含めて、私にとっての宝物です。
ピアノを弾く時、必ず椅子に座って弾きますから、まさに【ピアノ】と【ピアノ椅子】は一心同体。
さらに言えば、そこには必ず“演奏者”が存在するわけですから、
【ピアノ】と【ピアノ椅子】と、【演奏者】
・・・切っても切れない、大切な関係です。
みなさんの【ピアノ椅子】は、どんなものでしょうか。
また、どんな思い出がありますか?(^^)