こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
今週のブログで、〝ぷりんと楽譜〟〝楽譜屋さん〟についてお話ししました。
その記事を書いていて、ふと懐かしいものを思い出したのです。
【全音ピアノピース】
http://pianopiece.jp/
ピアノを習っている方でしたら、一度は目にしたことがある楽譜ではないでしょうか♪
先日のブログでご紹介した、
〝インターネットで一曲から楽譜が買える〟・・・ぷりんと楽譜。
この【全音ピアノピース】は、それこそ〝ぷりんと楽譜〟のご先祖様と言うべき存在かも?!しれません。
【全音ピアノピース】は、一曲ずつ販売されている楽譜です。
改めて歴史を調べてみると、【全音ピアノピース】の研究は昭和6年から始まっていたそう。
今では580曲ものピース楽譜が販売されています。
今月14日には、さらに2曲増え、582曲目のピアノピースが出版されます。
この【全音ピアノピース】、思い出がたくさんあります。
ピアノピースの背表紙には、出版されているピースの一覧表が載っているのですが、1曲ずつ、“難易度” が書かれているのです。
子どもの頃、この“難易度” を見ては、
『この前弾いた曲は、こんなに難しい曲だったのか(^^)』だったり、
『憧れのあの曲・・・やっぱりこんなに難しいのか・・(涙)』などと考えながら、背表紙を読み込んでいました(^^)
この【全音ピアノピース】、1曲ずつの楽譜ですので、価格も500円ほど。と、一般的な“曲集の楽譜” と比べると買い求めやすいのも魅力です♪
“ちょっと気になる曲” を “ちょっと弾いてみようかな♪” と気軽に手に入れることができると、レパートリーがどんどん広がりますね!
ピアノを専門的に学ぶようになると、作曲者によって、また曲によって、楽譜を選ぶ必要が出てきます。
作曲者の意図に、より近い楽譜を考えて見つけるのです。
ですから、この【全音ピアノピース】、そういえば何年も、いや十何年も手に取っていなかったなと懐かしく思い出しました(^^)
新しい楽譜を買うとき・・・わたしはとっても嬉しくて、『早く帰って弾いてみたい!!』という気持ちでいっぱいでした。
この懐かしい【全音ピアノピース】。
そんな幼い頃の気持ちを思い出させてくれた、大切な楽譜です。
このブログを綴るのに、【全音ピアノピース 公式ホームページ】を初めて見てみました。
すると・・・やはり時代ですね、
思い出のピアノピースも『ダウンロード配信』がスタートされたようです。
ピアノピースの、あの独特の“紙質”まで思い出に残っている私としましては、少しさみしい気もしますが(^^ゞ、気軽に楽譜を手に入れることができるのは、便利で良いことですね。
【全音ピアノピース】、ぜひ、楽譜コーナーで見つけて手にとってみてくださいね。
初めて知るような、珍しい曲の楽譜もたくさん出版されていますから、宝探しの気持ちで見てみるのも面白いかもしれません(^^)
♪おまけ♪
今では580曲を超えるピアノピース。
では、第1曲目の出版は・・・?
『エリーゼのために』・・・かな??? と思っていましたら、
正解は、『ベートーヴェン作曲 月光の曲』 でした♪
『エリーゼのために』は、第2曲目 の出版!!