こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
レッスンで使っている楽譜、すべての曲が合格になり、いざ次のテキストへ!
『新しい楽譜を用意しておいてくださいね』
と先生に言われたとき、みなさまはどこで楽譜を購入しますか?
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今は、パソコンやスマホがあれば、何でもその場で簡単に購入できる時代です。
楽譜も然り。
わたしが幼い頃を思うと、楽譜は楽譜屋さんで買うもの。
他の選択肢はありませんでしたし、新しい楽譜を買ってもらう、このことが何だかとても嬉しかったですし、心の高揚感は今でも覚えています。
帰宅するなりすぐにピアノに向かい、新しいテキストを譜読みしていました(^^)
今は、急ぎで取り寄せたい時など、ネット通販にて楽譜を購入することもありますが、
〝楽譜は自分の目で見て買うもの!〟という古い??考えを拭うことができず、今でもなるべく、楽譜屋さんに足を運んで買い求めるようにしています。
コロナ禍の今は、なるべく外出を控えるべき時・・・ネット通販を利用するようにしていますが、やはり楽譜屋さんが恋しいなと思うこの頃です。
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先日読んだ本にこのようなことが書かれていました。
【楽譜は、やはり楽譜屋さんで自分の目で見て買うのがよろしい。】
【先生に指定された楽譜だけではなく、世の中にはたくさんの楽譜が存在することを知ることが大切。】
心から頷けます。
わたしが幼い頃は、ネット通販は存在していませんでしたから、例えば『この曲の楽譜が欲しい!』と思って楽譜屋さんに出向くと、同じ曲でも、たくさんの種類の楽譜が売られていることを知ります。
版が違うと、デザインが違う。イラストも違う。
音楽的な面から見ると、指づかいやフレージングの解釈も異なることもあります。
“楽譜は、楽譜屋さんで。”
が当たり前の時代では、自分の目で選ぶ ということが、ごく自然な行動だったのですよね。
対して、ネット通販。
出向かなくても、いつでもどこでも楽譜を注文でき、自宅に届きます。
出版社やテキスト名を入力すれば、間違うことなくその本を選ぶこともできます。
けれど、先程挙げたことばになぞって考えてみると・・・
〝他を知ることができない〟 のですよね。
ネット通販が当たり前に生活に根付いている今、この時代に生きている子供たちは、楽譜はポチっとすれば、家に届くもの。と思っているかもしれません。
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私自身、楽譜屋さんに出向くのが大好きで、時間を忘れて何時間でも居られるほど(^^)
当ブログでも、お話したことがあります。
楽譜屋さんの魅力は感じているつもりでしたが、
『他を知ること』・・・
改めてなるほど、と思いました。
お通いくださるみなさまにも、お話ししていこうと思います。