こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
みなさんは、家で練習している時、自分の奏でている〝音色〟に耳を澄ましていますか?
常に、〝良い音〟で弾けているでしょうか。
なかなか弾けない曲、譜読みしたばかりの曲。
レッスンでは常に、色々な進み具合の曲を複数抱えていることが多いかと思います。
しっかりとさらい込まれた曲ばかりではありませんよね。
指先や楽譜を見なければ・・・
と注意がそちらばかりに行ってしまい、肝心の〝音色〟に耳を澄ますことを忘れていませんか?
今日は、
『良い音色とは?』 改めて考えてみたいと思います。
そもそも、〝良い音色〟とは・・・どんな音なのでしょう。
ピアノは決まった鍵盤を押せば、誰が押しても、同じ《高さ》の音は出ます。
ですが、《音色》は、奏者によって、そして、同じ奏者でも奏法が変われば、気持ちが変われば、心が変われば・・・音色も変わります。
奏者の〝心のありよう〟がそのまま現れるのが、《音色》です。
演奏者の個性です。
決して正解があるわけではなく、好みの話になってきてしまいますが(^^)
『良い音で演奏したい!』
と思ったとき、
奏者本人が “良い音で弾きたい!“と強く意志を持って弾かなければ、思い描く音色を出すことはできません。
反対に、“ほんの少しだけでも” 心と気持ちを変えるだけで・・・不思議と音色は変わるのです。
音色は、心と気持ちがそのまま表れるのです。
びっくりするほど、繊細に。
〝こんな音色で弾きたい!〟
という明確なイメージを持つこと。これがまずは第一歩かもしれません。
では、
〝良い音、良い音色〟
とは何なのでしょう。
どうしたら、〝良い音、良い音色〟が分かるようになるのでしょう?
これは、
【生の演奏をたくさんたくさん聴くこと】
ではないでしょうか。
“こんな音色を出してみたい!”
“こんな演奏をしてみたい!!”
など、自分の≪憧れ≫や≪目標≫、≪理想像≫を明確にイメージしていなければ、迷走してしまいます。
それにはやはり、≪生の演奏を自分の耳で。自分の目で。≫
しっかりと聴いて、見て学ばなければなりません。
あんなにきれいな音色、どのように弾けば出せるのか・・
実際に自分の目で見てみると、ピアニストの身体の使い方や表情まで、観察できますね。
何のジャンルでも同じですが、ピアノの場合ですと、
●まずは、自分が奏でたい音色のイメージをはっきりと持つこと。
●そのためには、たくさんの生の演奏を聴くこと。
・・・ですが、
何も演奏会を聴きに行かなければ出来ないことではありません(^^)
家で練習するとき、自分が “良い音色だな” と思う音色をまずは、はっきりとイメージする。
そして今度は、自分の≪耳≫を存分に使って、その“理想の音”を、ああでもない、、、こうでもない、、、と探すのです。
そして、見つけた!!と思えたら、今度はいつでもその音色が出せるように、≪どうしたら上手くいったのかな??≫と自分なりの方法を見つけてみてください。
いつもよりちょっとだけ♪自分の音色に耳を澄ませるだけでも、きっと格段に良い音色が出せるはずです(^^)
譜読みや、弾くことだけにとわられず、“耳を使って“ ぜひ、今よりもワンランク上の演奏を目指してみてくださいね♪