こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
今日のブログタイトル、
〝なんだか上手く弾けない、そんな時〟
ピアノを練習して、こんな風に感じること、ありますよね。
譜読みも出来た。
最後まで通して弾ける。
楽譜に書かれている記号にも注意して弾けている!
・・・なのに、あと一歩何かが足りないな。
もっと魅力ある演奏にならないかしら。
そんな時に、まず目を向けてみていただきたいのが、
【左手】です。
これは、先日のブログ記事【NHK ピアノとともに】でお話しした、テレビ番組『ピアノとともに』の中で、中村紘子先生が仰っていたこと。
『左手は、指揮者のように』
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ピアノ曲の場合、右手にメロディ。左手はハーモニーや伴奏を担当することが多いのではないかと思います。とてもざっくりとした分け方ですが。
そんな時、右手のメロディにばかり気にかけていませんか?
〝なんだか上手く弾けないな〟
そう思うのは、曲への理解と、理解から生まれる説得力が足りない。
そんなことが、あと一歩だなと思ってしまう原因のひとつであると思います。
曲への理解を深めるには、書き切れないほどのポイントとアプローチがありますが、まずは、
【左手】に重きを置いて練習してみましょう。
中村紘子先生のお言葉、〝左手は指揮者〟これを意識します。
曲の動き、終止感、立体感、音楽の方向は、
〝わたしの左手が司っているのよ!〟
そう思って、例えば左手パートだけ練習してみる。まずそのような練習をしてみましょう。
何気なく弾いていると、どうしても右手のメロディにばかり耳を向けてしまいがちです。
そうなると、左手は添え物のようになってしまいます。
そのバランスを思い切って、〝逆転〟するのです^ ^
まるで、左手が曲の主役であるかのように、たっぷりと表情豊かに弾いてみましょう。
左手パートだけを弾いても、素敵な曲だな、そんな風に聴こえるように、ステキに弾いてみるのです^ ^
この練習方法、とても効果がありますので、普段の練習にちょっとひと手間、
是非プラスして頂きたいと思います。
左手だけでも、魅力的に弾けるようになったら・・・両手で弾いてみましょう。
きっと立体的で、魅力的で、弾いていても楽しく思える演奏になることと思います。
お試しください♪