こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
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今日のブログは、【バッハ】がテーマ。
以前のブログでもお話ししましたが、今、挑戦していることへの準備のため、目下、譜読みと練習に明け暮れる毎日です。
一曲一曲は大きなものではないけれど、曲数が多いのです(^^;
以前に勉強した曲もあれば、新たに譜読みが必要な曲も。
曲の時代も多岐にわたるため、これまで色々集めてきた楽譜が、今とても役立っています。
さて、ブログタイトルにもあります、バッハ。
今練習が必要なバッハは、2曲。
いずれも、これまで勉強してきた曲の中から選びました。
それぞれ学んだのは、はるか昔(^^;
なのですが・・・指が覚えているのですよね。
長くピアノを学ばれている方、このような経験、お有りなのではないでしょうか(^^)
一生懸命練習した曲だからなのか、好きなテイストの曲だからか・・・指と耳と頭で覚えているのですから、嬉しくも、何とも不思議な感覚です。
さて、そのバッハ。
バッハの2声、3声、4声の曲を練習していると、馴染んでいくにつれて、耳の感覚が変化していくことに気づきます。
バッハの、インヴェンション、シンフォニア、フランス組曲、平均律など。
一人で演奏しながら、同時に流れる2,3,4つのパートをすべて聴きながら演奏しなければなりません。
楽譜の分析ももちろん大切な作業ですが、それを演奏で立体的に表現する。
そして、すべてのパートが、まるでそれぞれ素晴らしいソリストのように、両手で表現するのです。
はじめは、頭の中がぐるぐる・・・こんがらがりそうになりますが、練習を重ねると、どんどん立体的に聞こえてくるようになります。
この感覚が少しでも顔を出した時、『バッハの耳になってきたな』おこがましくも、そんな風に感じてさらっています。
この感覚が、私はとても好き(^^)
バッハが大好き!というわけではないのですが、すべての声部が立体的に聞こえてくるようになる、その耳の感覚、これがなんだかとても好きなのですよね。
練習していて楽しくなる瞬間です。
みなさんは、バッハをさらっている時、“耳の感覚” の変化を感じることはありますか?
なんだか難しそうと敬遠されがちなバッハですが、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。