こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
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今日のブログは、【先日視聴したバレエレッスン動画】から。
ピアノレッスンにも通じるお話です。
ピアノ曲に限らず、曲をよく観察してみると、色々な要素から、曲の中身をブロック分けできることに気がつきます。
これをアナリーゼと言いますね。
ブロック分けしたところをもっと細かく見ていくと、メロディにも、同じことの繰り返しや、再現部分。
全く違うメロディが登場したかと思えば、同じではないけれど、よく似ているメロディの登場。
などなど、分析してみることで、曲の作り方をよく理解することができます。
そのような中で、
〝同じフレーズの繰り返し〟
こんな場面に出会ったことはありませんか?
〝同じメロディやハーモニー進行〟×2回、
あるいは、×3回 このような場面は曲中によく登場します。
さて、このような繰り返しの場面、みなさんはどのように演奏していますか?
〜〜〜
『同じことが2回続く時は、必ず変化をつけること。』
『同じことが3回続く時は、3回目は必ず変化を付けないと、聴き手は飽きてしまう。』
幼い頃から、何度となく恩師にレッスンで教えていただいた言葉です。
そうなのですよね。
だって、作曲者は、意味を持って繰り返しのかたちで書いているのですから。
言いたいことが無いのならば、1回で良いはず。
2回、3回と繰り返して作曲されているのは、〝そこに言いたいことがたくさんある!〟証拠なのですよね。
さて、冒頭に挙げた、バレエレッスン動画。
何気なく視聴していた動画だったのですが、その中でバレエの先生が仰っていたこと。
『同じ振りが続くときは、必ず変化をつけること』
まさしく、ピアノ演奏と同じ。
では、どのように変化をつけるのか・・・
この点も、ピアノレッスンと同じでした。
それは、
〝自分の思いを変化させて踊る、演奏する〟
踊り、演奏。
表現は違えど、根底に流れるものは同じ、音楽です。
表現するための思いは同じなのだな、そんなことを考えるきっかけとなった動画との出会いでした^ ^