こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
“なぜピアノを好きになったのですか?“
“なぜピアノを習ってみようと思ったのですか?“
ピアノを長年続けていると、改めてなかなか考えることのない疑問かもしれません。
先日、色々なピアニストの動画を見ていると、中国出身のピアニスト、ラン・ランさんのトーク番組を見つけました。
その番組の中で、インタビュアーの方からラン・ランさんに、
「ピアニストを目指そうと思ったきっかけは?」と尋ねる場面がありました。
そのお答えが実に意外で面白かったのです。
「幼いころ見た、アニメーションの“トムとジェリー”の中に出てくる、ネコのトムがピアノを弾く場面を見て、その当時は曲名まで分からなかったのだけれど、ピアノを弾いているトムに憧れた」
とのこと。
世界的に有名で素晴らしいピアニストであるラン・ランさんのピアノとの出会いが、まさか、“アニメーションのトムとジェリー”とは(^^)
とても意外でもあり、微笑ましいエピソードですね。
このアニメーションの中で、ネコのトムが弾いているのは、<リスト作曲 ハンガリー狂詩曲 第2番>です。
アニメーションの中では、ネコのトムの指がスパゲッティのように伸びたり(これはラン・ランさんご自身がこう表現されています)、かと思えば、ネズミのジェリーがピアノの中でハンマーを打って音を奏でたり!!アニメーションならではの表現で、この曲の超絶技巧ぶりが描かれています。
幼いラン・ランさんは、ネコのトムに憧れて、すぐさまトムの真似をしてピアノを弾き始めたそうです。
ネコのトムのようになりたい!と。
“トムが私の初めてのピアノの先生なのです”
と番組でお話しされていました。
ピアノとの出会い、好きになるきっかけ。
人生を変えてしまうほどの大きな出会いなのに、どこに隠れているのか・・
運命って、おもしろいですね。
こんなにかわいらしい、メジャーなアニメーションから、ラン・ランさんのような、大ピアニストが誕生するなんて(^^)
今日、ラン・ランさんの素晴らしい演奏を聴くことのできるわたしたちは、“トムとジェリー“に感謝しなければならないかもしれませんね。
・・・
憧れて真似をするだけではないのが、大ピアニスト、ラン・ランさんのすごいところ・・・
幼少期の練習を尋ねられると、
日頃から6時間。 休日には8時間練習していました。
とのこと。
・・・さあ!練習あるのみ!!
私もがんばります・・・!!!
↓
ラン・ランさんのピアノとの出会い となった≪トムとジェリー≫です。