こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
先日、とあるピアノコンクールの全国大会を聴きに行きました。
全国各地で行われた、地区大会を勝ち抜いた子供たちが競う全国大会です。
私が聴きに行ったのは、小学1・2年部門。
なんと210名を超える方々が出場されていました。
4、5曲ほどの課題曲で競うコンクールでしたので、様々な演奏表現を聴くことができました。
まさに、十人十色。
とても興味深く演奏を聴かせていただきました。
最も大切なのは、もちろん演奏です。ですが、今回客席で聴いてみて、やはり気を配るべき、と感じたのが・・・
〝ステージマナー〟
審査には影響はない、と分かっていても、やはり舞台の上に登場し、演奏を聴いていただく訳ですから〝ステージマナー〟は日頃からしっかりと意識するべきでは・・・と改めて感じました。
お客様、あるいは審査員の方々は、目を閉じて聴いている訳ではありませんよね。
演奏が何より大事。とはいえ、演奏者が一歩、ステージに現れ、そして舞台袖にはけるまで。
たくさんの〝目〟で見られているのです。
舞台に立つ以上、大人でも子供でも最低限の〝エレガントさ〟は必要なのではないでしょうか。
【お辞儀】はもちろんですが、【歩き方】。
これもよく見られているところです。
舞台袖から、ピアノへと歩くとき。
演奏が終わって、ピアノから舞台袖へと、はけるとき。
〝見られている〟ことを忘れないでください。
今回ちょっと気になったのは・・・靴が合っていない方。
たかが靴、“されど靴!!!”です。
せっかく素敵なドレスを着ていても、靴が足に合わず、歩き方までおかしくなってしまうのは・・・
見ていて美しくありません。
演奏者本人の立場で考えると、“演奏が良ければ良いじゃないか”と考えてしまいます。
もちろん、“演奏が大事”なのは当然のことです。
極論を言ってしまえば、歩き方やステージマナーが素敵でなくても、演奏が素晴らしい方が良い訳ですから。
ですが、“聴いてくださるお客様(あるいは審査員)” の立場になって想像してみてください。
『次は、どんな人が演奏するのかな?』
と、演奏者がステージに登場するのを今か今かと待って、拍手をおくりますよね。
その様子をイメージすると、おのずと“歩き方”や“ステージマナー” にも心を配れるようになるのではないでしょうか(^^)
コンクールや発表会を控えている方、お辞儀の練習とともに、ぜひ、【歩き方】にも少し気持ちを向けてみてくださいね。
良い姿勢で、まっすぐ前を見据えて、堂々と歩いて登場すると・・・見ていて気持ちが良いだけでなく、演奏者本人も、ポジティブな心持ちで演奏に入ることができるでしょう。
コンクールを聴きに行くと、たくさんの発見と学びがあります♪
感想など含め・・・また別記事にてお話ししようと思っています(^^)