こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
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2025年が始まり、あっという間にもう1月中旬。
当スタジオでは、昨年12月に発表会を行いましたが、ほっとしたのも束の間、いよいよ来週日曜日は〝ピティナピアノステップ〟本番日です。
エミ・ピアノスタジオからは、この度5名参加します。
5名全員、発表会曲での参加。
発表会が終わりましたのが昨年12月初旬。そこから年内1、2回レッスンをして、お正月休みを経ての今です。
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『発表会で一度仕上げた曲を約1ヶ月後に演奏する。』ということ。
これは、ステップご参加の保護者様へご案内時からお話ししていることですが、
〝一度仕上げた曲(=発表会)を維持し続けることは、案外難しいこと。練習にも工夫が必要。〟です。
一度本番で弾いたからといって、〝来月も問題なく弾ける!〟こう思って練習に取り組んでしまうと、あまり良くありません。どんどん弾けなくなるのです。(私の場合は。)
では、どんな工夫をしたら良いのでしょうか。
私がみなさまへお伝えしたのは、
①通して弾く練習を一旦やめる。
②発表会後(少なくとも1週間くらい)は、その曲を毎日弾かない。2日に1回弾く。くらいでとどめる。
③通して弾く。より〝部分練習〟に目を向ける。
④通して弾く練習をしたくなっても、決してやり過ぎない。一日の練習の〝はじめと最後に1回ずつ〟ほどにとどめる。
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一度仕上げた曲のクオリティを下げることなく、さらにはよりブラッシュアップするためには、
『弾けているという慢心』が一番大敵です。
〝弾けている〟からと言って、練習に何も工夫せずにただただ何度も通して弾いてしまうと、不思議なほど、どんどん弾けなくなります。
これは、〝弾けている〟という慢心から、細かなところまで意識も耳も向かなくなるからです。
細かなところまで意識も耳も働かないと、演奏は雑になり、テンポも不安定に。
弾き飛ばすように速く弾いてしまうようになるでしょう。
一度そうなると、気が焦ることも手伝って、〝丁寧な演奏〟 〝よりブラッシュアップした演奏〟に戻すのは一苦労です。
先程の4つのポイントは、そうならないための工夫。
一度仕上げた曲を寝かせたり、ちょっと崩しながら再構築するイメージです。
ちょっと面倒だなと思われるかと思いますが、
一度仕上げる→寝かしたり崩したりして再練習→再構築しながらもう一度仕上げる
ここを頑張ると、基礎がより固まった安定感の増した演奏になります。
演奏に安定感が増すと、その上での表現をより自由にすることができますね。
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お正月明けのレッスン、ふわっと華開いたかのような演奏になった生徒さんが何名もいらっしゃいました^ ^
ピティナピアノステップ、みんなの良いところが聴いてくださるみなさまへ届きますように。