こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
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みなさんは、日々の練習に【メトロノーム】を使っていますか?
メトロノーム。
これは、一定のテンポをカチカチと刻んでくれるもの。
練習したいテンポに数値を合わせると、止まらない限り、ずっと一定のテンポを刻んでくれます。
私が所有しているメトロノームは、2種類。
ひとつは、持ち運びに便利な、デジタル式の携帯メトロノーム。
テンポの数値も、テンポを刻む振り子の部分も、デジタルで表示されます。
そしてもう一つは、私の宝物、ウィットナー社のメトロノーム(^^)
このメトロノームの外枠は、木製。ですから、テンポを刻むカチカチという音がなんともまろやかで、耳に心地良いのです。
幼い頃から、憧れの眼差しで見つめていたウィットナー社のメトロノーム。今は私の宝物であり、毎日の練習に欠かせない、大切な相棒です。
さて、このメトロノーム、日々の練習に活用できていますか?
“同じテンポで弾く”
メトロノームをかけなくても、同じテンポで弾けます!
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そう思っていらっしゃる方・・・油断は禁物です。
人の持つ感覚には、不思議と“ゆらぎ“や、"ズレ“が生じているもの。
これをきちんと認識していなければなりません。
“同じテンポで弾けている!!”と思っていても、小さなずれや揺らぎがあるのです。
この、人が持つ、小さなずれや揺らぎをまるで、重箱の隅を突く様に見つけることができる“秘密兵器”こそ・・・
【メトロノーム練習】 なのです。
今では、メトロノーム練習が好きな私ですが、幼い頃は、大嫌いでした。
それは、やはり、
“自分の欠点が浮き彫りになるから(^^;”
自分の耳や身体の感覚では、“弾けているぞ”と思っても、いざメトロノームに合わせて練習してみると・・・ずれるのですよね。
ですが、そこで見つけたずれや、指の都合で生じてしまう揺らぎを、頑張って徹底的に克服してみましょう。
そのために一番近道となる練習方法が、【メトロノームを使った練習】なのです。
メトロノームは、機械的にテンポを刻んでくれるものですから、そのテンポに確実に合わせて弾けるようになるまで、何度も何度も練習しましょう。
きっと、自分の中に感じていた“等速感”との違いに気がつくはずです。
本当の“等速感”が身に付いたら、そのあとには、表現の自由が待っているはずです(^^♪
曲を如何様にも味付けし、楽しむことの出来るようになるのです。
【一定のテンポで弾くということ】
感覚を過信し過ぎず、ぜひ一度、メトロノームを使ってさらってみてください。
今まで苦手だったパッセージが弾きやすくなったり、あるいは、曲解への新しい解釈が浮かんだりと、新たな発見ができることと思います。
苦手意識をぜひ捨てて、“メトロノーム練習”、ぜひ毎日の練習に取り入れてみてくださいね。