こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
先日のレッスンでこんなことがありました。
小学1年生、男の子のレッスン。
コロナ禍、さらには初めての小学校生活と、慣れない日々が続く今年でしたが、その中でもピアノも一生懸命練習し、めきめきと上達している、そんな生徒さんです。
レッスンのはじめ、いつものようにスケールからスタート。
手のかたちや、指先の感覚など、だいぶ自分で意識できるようになってきました。
んー、、、音色がもうひとつ。
そこで、質問してみました。
『今弾いている音、どこまで響きが続いているかわかる??』
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ピアノを弾くときは、鍵盤の上で指を動かしますね。
白と黒の鍵盤・・・そこだけに意識を向けていませんか?
普段のレッスンでは、グランドピアノの屋根は閉じてレッスンしていますが、屋根を開けてみると、弦が張り巡らされている様子を見ることができます。
その生徒さんに、ピアノをぐるりと見てもらい、音が響く様子を見てもらいました。
嬉しいことに、お母さまも興味を持ってくださり、一緒にピアノの中をよく観察(^^)
私が、音を出してみると、ハンマーが動いたり、弦をはじく様子を見ることができます。
そして、私が一番伝えたかったこと・・・弦の長さ。
まさかこんなに長く続いているなんて!と驚いた様子で、じっくりと観察してくれていました。
自分が演奏するときには、白と黒の鍵盤・・・ただそこだけに意識が向いてしまいがちですが、たったひとつの音を出すだけでも、はるか向こうまで伸びる弦が響いているのですよね。
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さて、この様子をじっくりと見た後に、スケールをもう一度弾いてみると!
先ほどとはまるで、音色が変わったのです。
ピアノの音色、イメージすること、想像してみること。これがとても大切。
私も嬉しくなった、驚きのひとコマでした(^^♪