こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
今日、4月23日は、【プロコフィエフ】のお誕生日です。
プロコフィエフは、ウクライナ出身の作曲家。生まれは、1891年です。
来年で、生誕130年ですね。
プロコフィエフは、ピアノ曲にとどまらず、多くの作品を残し、そのどれもが今でもみなに愛され、」演奏され続けています。
交響曲、オペラ、バレエ音楽、それから、映画音楽。
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ協奏曲、室内楽曲。そして、合唱曲も作曲されているようです。
とりわけ有名なのが、やはりピアノ曲の数々でしょうか。
私は、手が小さく、またフランスの作曲家の曲(ラヴェルなど)を好んで勉強していたため、プロコフィエフのピアノソロ曲とは、縁遠く過ごしてきました。
“ピーターと狼”という曲をご存知ですか?
2台ピアノや、連弾曲としてしばしば演奏される曲ですが、この曲は、コンサートで連弾曲として演奏したことがあります(^^) とてもかわいらしく、ユーモアのある素敵な曲です。
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私が、【プロコフィエフ】と聞くと、思い出す壮絶な!?思い出がひとつ。
音大時代、毎週みていただくレッスン。
それとはまた別に、年間通して、“発表会”や“弾き合い会”というものが行われていました。
年1回行われる、発表会。その発表会のための“弾き合い会”というものまで存在していたほど、有難いことに、“本番”もしくは“本番のための本番”という機会に恵まれていた音大時代でした。
今でこそ、“恵まれていたな”と振り返ることが出来ますが、その当時は、“必死!!!”・・・
本当に・・“必死”。
それらの弾き合い会は、同じ先生に習っている『門下生』で行われるもの。
その当時、同じ門下での同級生は、私ともうひとり。
弾き合い会や発表会など、おのずと“学年順” “名前順”で弾く順番が決まっており、いつも、
“もうひとりの同級生”→“わたし” の順で弾いていました。
そのもうひとりの同級生が、一時期、本番で弾く曲としてさらいこんでいたのが、
【プロコフィエフ ピアノソナタ第一番 ヘ短調】という曲。
発表会は当然のこと、たとえ弾き合い会であっても、緊張とある意味、恐怖!?つきもの。
もう、その場から逃げだしてしまいたくなる気持ちです。毎回毎回(^^ゞ
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先日、ひょんなことからインターネット上で流れてきたのが、
【プロコフィエフ ピアノソナタ第一番 ヘ短調】!!
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もう、、、
身体が飛び上がりましたよ!!!!
この曲の冒頭を聴くだけで、あの頃に一瞬でタイムトリップですから。。。
発表会の舞台袖、弾き合い会が行われていた大学の広い部屋・・・。
今でも全て、はっきりと鮮明に。。当時の心境まで、何もかも一瞬で思い出すことができます。
付け加えると、
その当時。この曲の演奏が終わると、自分の番ですので、聴いているようでほとんど聴いていなかったわけです。
自分の演奏が迫っているわけですから。
今、改めて聴くと、、
とても良い曲(^^)
お誕生日を祝して・・・改めて聴きなおしてみようと思います。