こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
お正月休みも終わり、通常運転の日常がスタートしましたね。
ピアノのレッスンも久しぶりに再開。という方も多いのではないでしょうか。
お正月休みも毎日みっちり練習しました!!!という方もいらっしゃるかもしれませんが・・・なかなかそうもいかないのが・・・現実かもしれませんね(^^ゞ
今日はそんなときに是非お試しいただきたい練習法をひとつ。
今、練習している曲。
“歌って”みたことは、ありますか?
お正月休み、ちょっと練習を怠けてしまったな・・・でももうすぐレッスン日!!
そんな時、焦って練習するのは悪循環。
少し視点を変えて、ぜひメロディを “歌って” みてください。
歌ってみると、驚くほど新しい発見をすることができます。
例えば・・・
<音型の上がり、下がり>
<ブレスの位置> (ブレス・・・息継ぎのこと)
<曲の雰囲気>
<音色のイメージ> etc.
歌ってみると、弾いているときには感じることのなかった側面から、曲を理解することができます。
“うた”は、直接自分の身体からあふれ出るものですから、曲に対するイメージや“こう弾きたい!”という理想像をシンプルに、表現しやすいのかもしれませんね。
歌ってみると、いろいろなことに気づかされますし、“ここにこんなことが隠れていたのか!”という発見もできます。
特に、≪ブレス≫。
ピアノという楽器は、息を吹き込まなくても音が鳴る楽器です。
極端な話、息を止めたままでも演奏はできます。
ですが、それでは全く音楽的ではありません。
フレーズを意識して、歌っているようにメロディを弾かなければなりません。
そんなときに、“歌って”みると・・・一発で分かるのです。
歌は、ブレス(息継ぎ)をしないと苦しくて歌えません。
フレーズの終わりにブレスをして→また新しいフレーズが始まる・・・。
これが音楽の、メロディの自然な流れなのです。
ピアノで弾いていると、弾く動作や技術に追われて、こんなにもシンプルなことを忘れてしまいがちなのです。
練習に行き詰ったとき、久しぶりにその曲と向き合うとき・・・
ぜひその曲を “うたって” みてください。
その曲が持っている、≪自然な音楽の流れ≫ を身体で感じ、理解することができるようになることと思います(^^)