こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
今日は、当スタジオの本棚から1冊ご紹介(^^)
山下薫子著 (音楽の友社) 『ジュニア楽典』
詳しくは、こちら♪
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ピアノに関わらず、音楽を学ぶ上で必要不可欠なのが、
音楽のルール
=『楽典(がくてん)』 です。
楽典を学ぼうと思うとき、楽譜屋さんに出向くとたくさんの“楽典の本”が売られています。
ですが大半は、難しい言葉で書かれた、大人向けのものばかり。
音楽辞典も、本が厚く、子どもたちが気軽に調べ物をするには手軽ではないな・・・と思っていました。
そんな時に、楽譜屋さんで出会ったのが、この『ジュニア楽典』。
まず、表紙が可愛いですよね。
小学生の子どもたちが読む本・・というイメージで手に取りやすいです。
“探検隊”のイラストも、
『音楽の世界へしゅっぱーつ!!!』
という世界観で、子どもたちのハートをがっちり!つかんでいます(^^)
中を見てみると、
『音』『リズム』とは・・・?
『速さ』や『歴史』に至るまで、分かりやすい文章と、心ひかれるイラストで構成されています。
わたしが中でも気に入ったのが、
【発想記号】【速度記号】
などの、【記号】を調べることができるページ。
楽譜をよーく見てみると、音符だけではなく、いろいろな【記号】が書かれていることに気づきますね。
それらは、その曲を作った『作曲者』自らが(そうでない場合もありますが)、
“ここは、こんなイメージで弾いてほしい”
“ここは、このくらいの音量で。”
など、
曲を弾く時の、大切なメッセージであり、“アドヴァイス” なのです。
これを無視するわけにはいきませんね(^^)
その時に、それぞれの記号の意味を調べるにあたって、活躍するのが、“楽典”や“音楽辞典”です。
この『ジュニア楽典』は、大人の手を借りなくても、子どもたちが自分の力でサッと調べることのできる、最適な本ではないでしょうか。
文章も分かりやすく書かれているので、読み物としてもオススメですし、
常に楽器のそばに置いておき、練習中に分からない言葉などに出会ったとき、さっと、この本で調べる♪
・・・かっこいいですね!!
楽譜は、よーーーーく目を凝らして見てみると、たくさんの記号が隠れています。
“宝さがし”の気持ちで、ぜひ、楽譜と“にらめっこ“してみてください。
きっと、こういった本が役に立つことと思います♪