こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
先日聴きに行ったピアノコンクール全国大会。
その感想を綴ったブログで、『ステージマナーは大切』というお話をしました。
今日はその続き、もしかしたら“ちょっと忘れがちな?!”ステージマナーについてお話しします。
コンクールの場では、足台や補助ペダルの出し入れは、出場者側のどなたかにお願いすることがほとんどです。
コンクールスタッフの方が手伝ってくださることは、ほぼ無いでしょう。
そうなると、足台や補助ペダルの出し入れは、出場者の家族であったり、先生がされることが多くなりますね。
『ステージマナー』には、明確な正解はありませんから、あくまでも私個人の見解ですが、
演奏せず、ペダルなどのお手伝い・・・であったとしても、ステージの上に登場するわけですから、
●【服装】
●【客席にお尻を向けない】
などのマナーは、ステージに登場する者はみな、最低限意識をしたほうが良いのでは・・・と感じました。
まず、【服装】について。
演奏をするわけではありませんから、華やかな服装をする必要はありません。
ですが、一瞬でも、たとえお手伝い要員だとしても、
『自分もステージの上に立っている。』
という意識を持って、服装にも、心を配るべきかなと思いました。
それから、【客席にお尻を向けない】ということ。
これは、演奏者本人のステージマナーでもお話ししましたが、“客席にお尻を向ける“ということは、してはいけません。
心に留めて、ステージ上では振る舞いましょう。
今回気になったのは、“足台などの高さ調整をステージ上で行うとき“のこと。
シーンと静まり返ったホール、ステージの上で高さ調整など行う瞬間は、緊張もするでしょうし、焦るお気持ちもわかります。
ですが、その最中、ずっと
“客席にお尻を向けて“ 高さ調整などを行う
のは、やはり美しくありませんし、客席にいるお客様・審査員の先生方に対して失礼では・・とも感じます。
たとえ、演奏をしない“お手伝い”としてでも、『見られていること』を忘れず、最低限のエレガントさを心がけてみてください。
それから、ちょっと番外編。
ステージ上で、椅子の高さや、足台の調整を待っている『演奏者の方』。
調整が終わるのを待つ間、思いっきり【客席にお尻を向けて待っている】のも、美しくありません。
少し気をつけて、心に留めておかれると良いかなと思いました。
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【ステージマナー】
難しく捉えられがちですが、時々、“自分以外の演奏者の立ち居振る舞い“ を “客席から“ 見てみましょう。
とても勉強になるはずです。
極端に考えると、たとえばコンクールなら、演奏の良し悪しが全てです。
ですが、ステージ上での立ち居振る舞い・・・
演奏者本人はもちろんのこと、お手伝いであったとしても、ステージに立つ方はみな、よく気をつけて、いつも心に留めておかれると良いと感じました。