こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
「楽典」・・・これは、“がくてん” と読みます。
楽典とは、楽譜を読んだり書いたりするために必要な、理論や約束のことをいいます。
音楽の学校を受験する際には、必ず入試に「楽典」という試験科目があるほど、音楽を学ぶ上での基本であり、大切な学問です。
楽器の練習をしている時、楽譜を書いている時。
あれ?と分からないことや、これで合っていたかな・・・?という時に、楽典を開けば、ほぼすべてのことが解決する、そんな本です。
国語の勉強には、国語辞典。英語の勉強には、英和辞典や和英辞典・・・というように、
音楽の勉強や練習には、「楽典」が必携なのです。
~~~
ピアノの楽譜を開いてみると、音符以外に、いろいろな言葉や記号が書かれていますね。
この、“いろいろな言葉や記号“は、その曲に対して、
「こんなイメージで弾いてくださいね。」
記号が付いているところは、その記号が書かれている箇所に対して、
「そのような表現で弾いてくださいね。」
作曲者からのメッセージが、楽譜の至る所に込められているのです。
その曲を作った方からのメッセージですもの、これは大切に表現しなければいけませんね。
ですが、楽譜に記されている記号や、指示が記されている言葉の種類は、ひとつやふたつではありません。
その時に活躍するのが、「楽典」。
言葉の意味、記号の意味はもちろんのこと、記譜法のなりたちや、音符の名称など、基本的なことまですべてが書かれています。
~~~
「楽典」の本。
なんだか難しそうに思われるかもしれませんが、なんでも答えてくれる、日々の練習のお供です(^^)
手に取ったことがないという方。
「楽典」・・・ぜひ一度ペラペラとページをめくってみてください(^^)
きっと、今よりも理論的に、そして、深い理解を得ることができるのではないかと思います。