ブログ レッスン日記

“新しい生活様式“と、“うたごころ”

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こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。

当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。

 

先日、こちらのブログでもお知らせいたしました通り、今月より、対面レッスンをスタートしております。

(詳しくは、【レッスン再開のご連絡・当スタジオの感染対策】の記事をご覧ください。)

もちろん、新型コロナウィルス感染対策を講じながらのレッスンスタートです。

 

感染対策のひとつとして、レッスン中も講師はもちろんのこと、生徒のみなさま、ご同伴の方にも“マスクの着用”をお願いしていますが、この“マスク”・・・様々な業種からも色々な声が聞こえてきますが、“ピアノレッスン“においても同じ・・・困ったことが多々あります。

 

“ピアノ教室“ですから、“歌の教室”ではありません。ですが、ピアノを、音楽を学ぶ上で、

“うたうこと” は必要不可欠です。

うたうこと、といいますか、“うたごころ” 。

この“うたごころ ”こそ、最も大切なのではないかしら・・・と考えてレッスンをしています。

 

ピアノ演奏での表現、抑揚、想いの込め方、などなど。

指で表現することが目標ですが、“自分の中にある、うたごころ” を指でどのように音色として表現するのか。

そこに行きつくまでに、自分の中の“うたごころ” をまず、ストレートに、誰にでもすぐに表現できる手段・・・これが、“うた” です。

 

ちいさなこどもたちのテキスト曲などは、歌詞が付いている曲も多いです。

これは、曲の世界観を歌詞からも伝えるため。

新しくその曲に入る、導入のときなどは、伴奏つきで講師が “こんな曲だよ” と想いを込めて歌詞唱で弾き歌いします。

そのときに大切なのが、講師の表情や、歌う時の口の動き。

 

ちいさな子どもたちのレッスンで多くの時間を割く、ソルフェージュ指導。

メロディを正しい音程でドレミで歌う勉強ですが、その時にも、講師の口の動きを見てもらうことはとても重要です。

 

特に、レッスンを始めたばかりのちいさなこどもたちの場合、

先生の歌を聴く時は、どこを見たら良いのか。

また、弾く場面ならば、先生が弾いている時には、どこを見たら良いのか。

とても大切なことだと私は考えています。

これは、内容を理解するためだけでなく、

“こどもの視線と意識をどこに向けたら良いのかを明確に伝えることで、こどもの意識を集中させるため”

でもあります。

 

通常であれば、

“先生のお口を見ながら聴いてね”

と伝えることが出来る場面でも、今はマスクをしているため・・・

“先生のお顔を見て聴いてね” ・・・と、ちょっとぼんやりとした意識の向け方を伝えることしかできません。

 

かといって、レッスン内容を理解できないままは良くありませんから、

いろいろ試行錯誤…あの手この手を試しているところです。

 

 

 

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