こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
クラシック音楽情報誌 【ぶらあぼ】。
このブログでも話題に挙げたことのある、クラシック音楽情報満載のフリーペーパーです。
様々なアーティストの方々のインタビューや、毎月のコンサート情報、オーディションやコンクール情報。さらには、練習室や演奏会用ドレス情報に至るまで、様々な情報が詰まったフリーペーパーです。
楽器店や音楽大学などが配布場所とされていますが、私は、日本演奏連盟の会員であることから、毎月自宅に届けていただいています。
新型コロナウィルスの流行が猛威をふるいだして、約3カ月。
ほとんどすべてと言ってよいほど、いや、本当に全てといっても良いかもしれません・・・日本のみならず世界中のコンサートの中止が余儀なくされました。
毎月届く、この“ぶらあぼ”。
コンサートも行われず、また、色々な企業もテレワークが推奨される中、“ぶらあぼ”、きっと休刊かな、と思っていましたが、先月も普段同様に手元に届きました。
ですが、コンサート情報のページには、“中止” “延期”などの文字が並んでいました。
そして今日。
最新号の“ぶらあぼ”が送られてきたのです。
このような状況の中でも、私たちに音楽の情報、思いを届けてくださることに心から感謝です。
ですが、封筒を開けて、“ぶらあぼ”を取り出すと、
今までに手に取ったことのない“薄さ”にショックをおぼえました。
もちろん、“ぶらあぼ”が薄いことへのショックではありません。
分かってはいたけれど、あらゆるコンサート、アーティスト活動がストップせざるを得ない、この状況・・・すべて理解しているつもりではいたけれど・・・
いつも楽しみに読んでいた、この“ぶらあぼ”が、
手に取った瞬間に、“いつもと違う” “非常事態”ということをずっしりと、自分の手でもって最も感じた瞬間であったかもしれません。
この最新号“ぶらあぼ”の中に、演奏家の方のインタビューページがありました。
『コンサートでは体験できない、ネットを通して新しい形でつながれたこと。』
このようにお話しされていた方がいらっしゃいました。
まさしく、私はこの方を『インターネット』で、『ライブ配信コンサート』でファンになったひとりです。
この状況を少しでもポジティブに考えるとするならば、
苦しいことの続いているこの状況、
普段はコンサートでしか会うことのできない演奏家の方々と、インターネット上で身近に、演奏を聴かせて頂いたり、お話をきくことができました。
演奏や練習への活力を私は、たくさん頂きました。
色々な素晴らしいコンサートが、また以前のようにスタートする日を待ちわびつつ、再開された時には、活力をいただいた恩返しとして・・・コンサートに足を運んで、音楽を楽しみたいと思っています。