こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
前回のブログ、【スケール・カデンツを弾きましょう】では、スケール・カデンツを練習に取り入れる大切さをお話をしました。
スケール・カデンツを日々の練習に取り入れることで、
今練習している曲が、一体、何調なのか?
どんな調号(#や♭)がつくのか?
など、その曲に対する掘り下げ方や理解するポイントが、きっと変わってくるはずです。
スケール・カデンツを弾くことで損はありませんので、ぜひ日々の練習に取り入れてみましょう。
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と、お話しするだけなら簡単です・・・よね。
スケール・カデンツは、『全訳ハノン教本』というテキストに、全24調書かれています。
ピアノを学ぶ上での、基本中のキホンですから、弾いてみたことがあるという方も多いでしょう。
また、弾いたことはないけれど、楽譜は見たことがある!という方もいらっしゃるかもしれません(^^)
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初めてスケール・カデンツを弾いてみようと思ったとき、最大の難関は、
『指づかい』ではないでしょうか。
全24調。
同じ指づかいの調もありますが、指づかいの種類だけでも、数種類存在します。
また、スケールは両手で、ユニゾン(両手ともに同じ音を弾くこと)で弾きますが、音はユニゾンでも、指づかいは “左右違う“のです。
さらには、調によって調号(#や♭)の数が違いますので、そこも覚えて弾きこなさなければなりません。
・・・
と、苦しそう・・とイメージしてしまうようなことばかりお話ししてしまいましたが、
実際には、
『練習を重ねれば、(誰でも!?)弾けるように』なります。
スケール・カデンツは、指づかい、調号など、覚えて弾きこなさなければならないものが多いですが、
逆に考えれば、練習を重ねれば重ねるだけ、理解もできるようになり、どんどん指になじんできます。
まさに練習あるのみ。
毎日24調さらうのが理想ですが、時間がないときや、“こんがらがってしまいそう!!” という初期の頃などは、ひとつずつ、丁寧に練習してみましょう。
スケール・カデンツ、“弾きなれてしまえばこちらのもの“ です。
何も考えなくても、24調すらすらと弾けるようになります(^^)
私は、毎日のピアノ練習時間のはじめに…準備運動のような感覚でスケール・カデンツを取り入れています。そのような方が多いのではないでしょうか。
ピアノを学ぶ上での基本。
スケール・カデンツ。
ぜひ、ピアノ時間のお供に・・・取り入れてみてはいかがでしょうか。