こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
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今日のブログは、前回に引き続き、【保護者様による足台・ピアノ椅子調整】のステージマナーについて〜後編〜です。
前編は①服装 ②靴について。
今回は、実際のステージ上の動きについてお話しします。
③セッティング者の立ち位置
●ピアノ椅子の〝左側〟に立ってセッティングをしましょう。
これは、客席にお尻を向ける姿勢にならないためです。
案外、右側に立って作業してしまう方が多いのですが、これはおそらく、足台高さ調整のレバーが右側に付いているから。
レバーに手が届きやすいよう右側に立ってしまいますと、セッティング中、ずっと客席にお尻を向けることになってしまいます。
これはステージマナー的に美しくありません。
必ずピアノ椅子の〝左側〟に立ってセッティングをしましょう。
④セッティング中、演奏者はどこに立って待つのか?
これも大変細かなことですが、私が色々なコンクール予選、本選を聴きに行くと必ず気になる点なのです。
●セッティング中、演奏者は
〝ピアノ椅子の後ろ〟もしくは
〝セッティングの方の後ろあたり〟
で待ちましょう。
こちらも案外多いのが、お辞儀の後、くるりと体だけセッティング者の方へ向き直り、そのまま待ってしまう。
このようにすると、セッティングが終わるまで、ずっと客席にお尻を向けて立ち続けることになります。
こちらも同じく、ステージマナー的に美しくありません。
最後に…
⑤スマートにこなせるよう、セッティングも含めた本番ごっこ をたくさん練習する!
本番セッティングで焦ると、肝心の演奏にも影響してしまいます。
ご自宅やお教室でたくさん練習しておきましょう。
〜〜〜
以上5点、ステージマナーの観点から気に留めたいことをお話ししました。
大切なのは、
【セッティング作業もステージの上であること。】
【客席のほぼ全員から見られていることを忘れない。】
それから、
【ステージ上は(助っ人であっても)美しく!】
〜〜〜
ステージ上は、非日常の空間。
スマートに、そして美しい空間を心がけましょう。
ピアニストに限らず、どんな演奏家もみな、ステージ上での立ち居振る舞い(ステージマナー)には、かなり気を配って舞台に立っています。
セッティング中の空間って…客席のみなさま何もやることがないのですよね^^;
演奏が始まっているわけでもなく、見なければならないものもない。
決して大袈裟でなく、客席ほぼ全員の目はステージ上に注がれるわけです。
しかも会場はしーんとした静寂。
イメージトレーニングしながら、たくさん練習しておきましょう。
細かなことですが、するとしないとでは大違い!
良い本番となりますよう、ご参考になりましたら幸いです。