こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
続けてお話ししております、
今日は、その④。
一番悩まれるところかもしれません、
“お子さまのピアノ練習を見守る、おうちの方のメンタル部分”。
今回も、当スタジオにご在籍の生徒さんの保護者様に伺ったエピソードよりお話ししてみたいと思います。
お子さまの、日々のピアノ練習を見守るときに大切にしていただきたいこと。
それは、
〝見守る!〟
〝応援する!〟
〝一番のファンである!〟
このお気持ちでいてくださるだけで、私は十分だと思っています。
今回も、あくまでも私の考えでのお話ですので、一例として聞いていただけたらと思いますが、
日々の練習。
忙しく過ごす、夕方、あるいは寝るまでの限られた時間帯。
そして、ただでさえぶつかりやすい・・・“親子“での練習タイム。
レッスンで注意を受けたことを次のレッスンまでに直したり、練習していかなければなりませんが、
通常のレッスンである場合、“ここはこう注意された”などと、おうちの方が、ご家庭内で“先生役”になる必要はないと思っています。
もちろん、生徒さんの年齢などによって、注意を受けた個所を思い出す程度の言葉がけなどは必要になりますが、“先生役”になられる必要はないのです。
まさにこの、
お母さまやお父さまが、ご家庭内で“先生役”になってしまうこと
・・・これこそが、
練習がうまく運ばなくなる、お互いにイライラしてしまう。
この原因なのです。
注意を受けたことを、少しの言葉がけがあるだけで、お子さまが内容を思い出し、練習することができるようにレッスンすることが、講師の仕事だとわたしは思っていますし、
『家で何をすればいいのかな??』・・・と取りかかり方が全く分からないようであれば、レッスン内でのアプローチを講師が変えていかなければならないことだと私は思っています。
これも、あくまで私の考えですが、たとえば、ご家庭でおうちの方が先生役に徹して練習された場合、
“この生徒さんが自力で理解できているのはどこまでなのか“
そこが分からなくなってしまいます。
ピアノにおいても、“自立する”ことはとても重要なテーマです。
“どんなアプローチをしたら、どんな言葉がけをしたら理解できるのか”
これを毎週の練習成果から、講師は見極めています。
少々堅苦しくなってしまいましたが、
おうちでは、歯がゆいお気持ちをぐぐっと抑えていただいて・・・
たとえ、間違っていても構いませんので、お子さまが“やる気になっている時には”・・・
まず、そのやる気を尊重すること。
そして、
〝見守る!〟
〝応援する!〟
〝一番のファンになる!〟
このお気持ちでいてくだされば十分だと、私は思っています。
ご在籍の生徒さんの保護者さまからの、“日々の練習エピソード“。
ぜひご参考にしていただけたらと思います。