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バッハを“読む”

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こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。

当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。

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今日のブログは、【ピアノがなくても、“練習”できること】について。


早いもので、もう5月。
連休に入りましたね。

ピアノ学習者のこどもたち、そして大人の方も、ほっとひと息されている方も多いでしょう。
あるいは、コンクールや発表会に向け、ピアノ漬けの連休!という方もいらっしゃるかもしれませんね。

当スタジオも、ゴールデンウィークは、レッスンお休み。
ですが、私は相変わらず、練習に追われる日々です。

追われるなんて表現をしましたが、練習したい曲、練習しなければならない曲が明確にあることは、とっても幸せなこと。
あとは、それらをこなす〝気力〟・・・これが目下、毎日の課題です(^^;


さて、今、私の目の前にはバッハの楽譜があります。
インヴェンションと、シンフォニア。

けれど、私がいるのはレッスン室ではありません。
机の上には、楽譜と、鉛筆のみ。
音が出るものは、ありません。

たとえ音が出なくても、楽器がなくても。
この環境で得られる、大きな学びと収穫があるのです^ ^

ブログタイトルの通り、
【楽譜を〝読む〟】【楽譜を“読み取る”】



これは何も、バッハに限ったことではありません。すべての曲で同じことが言えますが、例えば、今私の目の前にあるバッハの楽譜。

音を出さずに、まるで本をじっくりと読むように楽譜を読み込むことで、楽譜に秘められた、たくさんのエッセンスや曲の成り立ちがよく分かってくるのです。

曲の成り立ちを知っていなければ、演奏だって出来ないのですから、〝楽譜を読む作業〟はとても大切。
良い演奏のためには、必ず通るプロセスです。



この、〝楽譜を読む〟作業。
もちろん、楽器のある環境でもできますが、私は、あえて楽器のない環境でじっと取り組むのが好きです。
楽器があると、どうしても音を出してみたくなるので、なんとなく集中できないのです^^;

本を読むように楽譜を机にひろげて、
・テーマはどこ?
・ここは何調?
・カデンツはどこに?
などなど、
バッハを演奏する上で知っていなければならないこと、それらは全て楽譜に書いてありますから、それをじっと見つめて読み取るのです。

これがなかなか面白い時間^ ^



ピアノがある環境での時間は、実際に、ピアノ練習の時間に。
楽器がない環境で時間ができてしまった時などには、楽譜と鉛筆を使って、〝楽譜を読み込む〟。

このような時間の使い分け、いかがでしょうか^ ^



ピアノの練習は、楽器がなくては成り立たない!
・・・
もちろん、練習する内容にもよりますが、
あえて、〝楽器のない環境で取り組むと良いこと〟もあるのです。

楽譜と鉛筆を持って・・・有意義な〝楽譜の読書時間〟過ごしてみてはいかがでしょうか。

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