こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
今日は、前回ブログ記事【既知曲が持つチカラ①】に続けてのお話。
先日、こんなことがありました。
私の家族は、決して音楽一家ではありません。
音楽とは無縁の家族もいます。
テレビで放送している、さまざまな音楽番組。
その中でも、クラシック音楽番組を見ることは、私の楽しみな時間です。
特に、自由にコンサートホールへ足を運ぶことが難しい今年は、自宅で音楽番組を見ることができるのが、何より楽しみであり、学び多き時間です。
さまざま録りためているので、見る&聴くのが追いつかないほど、見たい番組がたくさん(^^)
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ですが、音楽に、とりわけクラシック音楽に興味がない家族は、音楽番組をつけていても、何の関心も示しません(^^;
どうやら、クラシック音楽は“難しそう” ・・そのような苦手意識があるようです(^^;
そんな私の家族ですが、少し前に放送されていた、あるクラシック音楽番組を夢中になって見て&聴いていたことがあったのです。
それは、オーケストラや指揮者の密着番組でした。
そこで取り上げられていた曲が、
『ベートーヴェン交響曲 第7番 イ長調』
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そう、この『ベートーヴェン交響曲 第7番 イ長調』。
メロディを耳にすれば誰もが、“のだめちゃん!!” ・・こうイメージする、あの曲です。
“のだめカンタービレ”のテレビドラマ版 オープニングテーマ曲として使われていたことで、瞬く間に有名になりました。
誰もが一度は聴いたことのある曲・・そう、まさに、“既知曲”です。
普段は、クラシック音楽に興味も示さず、苦手意識さえ抱いてしまっているわたしの家族。
“のだめの曲だ!” と分かるや否や、その番組にくぎ付け。
何と、終楽章まで聴いていたのです(^^)
この様子を目にして、わたしはびっくり。
と同時に、
“この曲、知ってる!”
・・この気持ちや経験の持つ意味に、改めて考えるべきものを感じました。
音楽だけでなく、何にでも置き換えて考えることができますが、
“今まで知らなかったこと“ を “知るきっかけ”
何も、高尚なことではないと思うのです。
案外、日頃の生活の中に隠れているものなのかもしれません。
案外、身近に隠れている “何かを知るきっかけ”。
ふとした時に、それに “出会う” ことで、その後の人生ががらりと変わるような、実は、奇跡の出会いだったりもするわけですよね。
このブログでは、音楽にフォーカスを当てて考えてみましたが、
“これ、知ってる!!”
この気持ちが、人に興味を抱かせ、新しい世界を知るきっかけになるのです。
ちょっとしたきっかけから、新しい世界を知る。
“この曲、知ってる!” ・・“聴きに行ってみたいな”
既知曲の持つパワーに驚いたとともに、なんだかうれしいひとコマでした。