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発表会での立ち居振る舞い ~その1~

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こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。

当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。

前回のブログでは、【発表会本番の靴えらび】と題してお話ししました。
〝お客様の前でピアノを演奏する〟ということだけでも大変なことですが、それに加えて例えば衣装や靴に至るまで、あらゆることに気を配って本番を迎えなければいけないことがわかりますね。
大変そうに思われるかもしれませんが、大切な晴れ舞台、衣装や靴えらびも〝楽しみのひとつ〟として捉えられるようになれたら良いですね。
〝ちょっとおしゃれをして演奏する〟…ことも、発表会や演奏会の醍醐味のひとつですから^ ^

さあ!
素敵な衣装を着て、靴を履いて、いざ!お客様の前へ!
…あなたはどんな風に歩いてピアノへ向かい、
…どんな風にお辞儀をして、
…どのようにピアノ椅子に座りましょう。
…そして、どんな心の準備をして演奏に入りましょうか?

今日は、
【いざ!ステージへと一歩踏み出す〜弾き始める】
その間には一体何があるのか…
そのことについてまず今回は、~その1~をお話ししたいと思います。

【ステージマナー】
【ルーティン】
この2つが重要なキーワードです。

①さあ!ピアノに向かって歩き出しましょう!

舞台袖から一歩踏み出した瞬間から、お客様の視線はあなたに注がれています。
〝見られている〟という意識を持って、ピアノへと歩きましょう。
演奏は、音が鳴った瞬間からではないのです。
〝舞台袖から一歩でもステージにあなたが現れた、その瞬間から演奏は始まっている〟
と心に留めてステージへと踏み出しましょう。

これからお客様の前で演奏するのですもの…誰だって緊張します。
ですが、
ぜひ、口角を上げて、少しにこっと微笑む気持ちでステージに登場してみてください^ ^
お客様の心も華やぎますし、(内心は逃げ出したいほど!!緊張していても!)ニコッとすると、不思議と自分の心もほどよく緊張が解けていくでしょう。
「緊張しているのに笑えるわけない!!」とお思いかもしれませんが、ぜひ騙されたと思って(笑)試してみてくださいね。
②お辞儀
ピアノへと歩き出し、今度はお客様の方へ向き直り〝お辞儀〟をします。

その時も(内心は、逃げ出したいほど緊張していますが(^^;)…ニコッと微笑む気持ちでお辞儀をしましょう。
その時に気をつけたいのが、

【お辞儀の綺麗さ】

です。
綺麗なお辞儀…これはとても大切です。
実は、演奏と同じくらい大切なことなのです。
歩き方含め、この〝お辞儀〟ひとつ見れば、ピアノの上手下手が分かってしまう。とまで言われています。
まだ演奏が始まっていないのに…!不思議ですね。

舞台袖からピアノに歩いていき、くるっと90度向き直り、お客様の方へ向きます。
くるっとお客様の方へ向いた瞬間、グラグラしたり視点が定まらないのは少々格好が悪いですね。
たくさんの方が自分を見ているのですから、恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、
●きちんと正面を向き、グラグラしたりせず、ピシッと立ちましょう。

●視点もキョロキョロしてはいけません。
「お父さんやお母さんはどこにいるのかな?」など気になるかもしれませんが…
まっすぐより少しだけ上を見るような気持ちで、視点を定めましょう。

そして、大切な〝お辞儀〟をします。
〝綺麗なお辞儀〟のポイントは、
●常に、良い姿勢で立つこと。
●足先、指先まで意識を持つこと。
●そして何より大切なのは・・・
「心を込めて演奏します。どうぞ聴いてください♪」
という気持ちを込めること♪
ではないでしょうか。

緊張している、恥ずかしい、からと言って、時々お辞儀がないがしろになっている方を見ますが、これは良くありません。
見ていてもあまり気持ちが良いとは言えないでしょう。

お辞儀は下を向くので、なかなか自分でチェックすることが難しいですが、鏡を使ったり、または家族に見てもらうなど、綺麗なお辞儀ができているかどうか、よく練習しておくことが大切です。
〝足先、指先の揃え方〟
〝お辞儀の深さ〟
どう見られているのか、よく練習しておきましょう。

素敵なお辞儀が出来れば、これから始まる演奏もきっと上手くいくはずです^ ^
これらのことは、いわゆる≪ステージマナー≫と言われることがらです。
食事のときには、テーブルマナー。 場にあった服装などは、ドレスコード。というように、それぞれの状況に見合ったマナーが存在しますね。
お客様の前で演奏するときには、この≪ステージマナー≫を心に留めることが大切です。
次回の記事では、お辞儀が終わりいよいよ演奏・・・!
≪ステージマナー≫と≪ルーティン≫をキーワードとして~その2~をお話ししようと思います。

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