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“HANON“どのように弾いていますか?②

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こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。

当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。

 

前回のブログ記事、【“HANON”どのように弾いていますか?】でお話しした、“HANON”。

ピアノを習っている方なら、必ずと言っても良いほどお持ちのテキストではないでしょうか。

“全訳ピアノ教本”・・・“通称“ハノン”。

指の練習のための曲はもちろんのこと、ピアノ学習には必要不可欠である、“スケール” “カデンツ” “アルペジオ” も書かれている教本です。

 

一冊の教材をどう練習するか、これはまさに十人十色。

“何を強化したいのか” “上達したいポイント” などによって、同じ練習曲でも使い方や、さらい方は様々です。

今日は、ハノンを練習していて、思い出したことをお話しします(^^)

 

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先日見ていたクラシック音楽番組で、とあるピアニストの方が“HANON”の取り組み方についてお話しされていました。

 

譜面どおりにさらうのはもちろん良いけれど、より、指に負荷をかけるという意味から、

“はじめの音を伸ばして(はじめの音を全音符にして)さらう。”

 

例えば、ハノン第1番

『ドミファソラソファミ レファソラシラソファ』

これを両手ともに、

はじめの『ド』を伸ばしたまま、『ミファソラソファミ』を弾くのです。

カタカナで書くと、あまり音楽的でなくなってしまうのが残念なのですが、

譜面どおりに弾くよりも、より指に負荷がかかるので“筋トレ”になります。

 

これを知ってから、わたしも実践しています。

 

それから、同じく“HANON”についてお話しされていたことは、

“ゆっくり、しっかり ばかりの練習にならないように。”

“超速弾き”も取り入れるように。

 

このお話も印象的でした。

 

ゆっくり、しっかりの練習ももちろん大切ですが、そればかりになってしまうと、指が“ゆっくり、しっかり” ばかりを覚えてしまうのです。

時には“超!超!速弾き” を取り入れることで、指に“速い動き”を覚えさせることも、とても大切なのですよね。

 

 

一冊の教材でも、取り組み方、さらい方、ポイントにする点など、本当に様々。

ひとつの練習曲でも、色々な取り組み方ができますし、たくさんのポイントを発見するのも楽しいですね。

 

みなさんの、“まずはじめに弾く練習曲”は何ですか?

いつも通りの練習から、すこし視点を変えてみて、新しい取り組み方を考えてみるのも楽しいかもしれませんね♪

 

 

 

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