こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
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本日のブログは、前回ブログ【3歳プレ・ピアノレッスンの魅力①】の続きのお話です。
3歳コースのレッスンは、何が起きるか分からない、とても活気とエネルギーと楽しさに満ちた、あっという間の30分。
こちらは指導者ですから、楽しんでばかりではもちろんいけませんが、この3歳レッスン、本当に心から楽しいのです^ ^
〝レッスンは、なまもの〟改めてそう感じるレッスンです。
3歳児の持つ最大の魅力、それは、
〝自分の気持ちを100%まっすぐに示してくれるところ〟
例えば、たった1学年違いでしかない4歳児。
4歳になると、〝こうしたいな〟という思いがあっても、〝今はこうした方がいいのかな〟というような空気を読む力や、恥ずかしさのようなものが芽生えてくるのですよね。
だからこそ、4歳からは本格的なピアノ奏法レッスンが可能になってくるのですが。
一方、3歳児。
3歳のお子様は、これらが(ほとんど)全くなく、
〝わたしはこうしたい!!〟
〝今日はこの気分なの!!〟
どこまでも真っ直ぐに素直に、こちらに示してくれるのです。
これはもちろん100%良い意味です。
子供たちが示してくれる、まっすぐな気持ちとエネルギーで、その日のレッスン内容がどんどんと形を変えて膨らんでいくのです^ ^
〜〜〜
つい先日のレッスン。
3歳コースの女の子。
少し恥ずかしがり屋さんな面もありながら、音楽への積極性は素晴らしいもの^ ^
心の中の感情を様々なリズムで身体いっぱいに表現してくれる生徒さんです。
さて、その日の気分は、
〝ずっとピアノを弾いていたいの!!!〟
弾く項目が終わり、次は、歌の場面に。と計画していましたが、兎にも角にも、〝ピアノ弾きたいの!〟のチャンネルの様子。
かといって、年齢を考慮しますと、きちんと目的を持ったピアノ奏法指導には、集中力の限りがあります。
そこで、
その生徒さんからのインスピレーションから、その場で生まれた項目、、、名付けるほどでもないのですが、〝即興けんばん遊びコーナー〟が瞬間的に誕生^ ^
鍵盤把握まで徹底するレッスンは、レッスンの前半、集中のできる時間に終えていますので、ここではあくまで、鍵盤遊びの要領で。
けれど、その場で講師から繰り出される、長調や短調の響きの違い、速さの変化を聴きながら、鍵盤上でまるで遊ぶように楽しく表現してもらおうというもの。
レッスンですから、どの瞬間も、必ず〝音楽的意味を持つこと〟が重要ですから、そこは決して忘れずに。
頭の中だけで組み立てるレッスンだけでは生まれない、生徒さんから〝その瞬間に〟受け取り、生まれたレッスン内容。
3歳の女の子さんからのエネルギーから、わたしの引き出しがひとつ増えた、そんな嬉しい出来事でした。