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より安定した演奏のための練習法②

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こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。

当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。

 

今日は、前回のブログ記事【より安定した演奏のための練習法①】の続きのお話。

では、具体的にどのような練習法なのかをお話ししてまいります(^^)

 

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いざ本番!となった時、どうしても拭えないのが“緊張”。

その“緊張“の中でも安定した演奏を目指すためにおすすめなのが、

【左手だけの練習】です。

 

人前での演奏や、曲の仕上げが近づいている時、“かたちにしたい、完成した演奏にしたい” そんな意識が働くかと思いますが、ここで焦ってしまうのは良くありません。

例えば、本番まであと一週間ほど・・・そのようなタイミングですと、本番のテンポで通して弾くのは、1回、あるいは、多くても2回ほどでとどめるのが良い場合もあります。

 

では、あとはどんな練習をしたらいいの?1回通して、練習おしまい!?!

そんな時に併用すると良い練習法が、先に挙げた【左手だけの練習】です。

 

この、【左手だけの練習】には、“より、土台を安定させる” そのような目的があります。

 

本番が近い時、どうしても本番を想像して華やかなイメージを持った練習をしがちですが、そこはぐっと気持ちを抑えて・・・腰を据えた練習に気持ちを向けてみましょう。

 

積み木を高く重ねる時も、建物が造られる時も、一番大切なのは“土台”ですよね。

演奏も同じです。

演奏は、積み木や建物と違って目には見えませんが、“土台”がしっかりと作られていると、演奏全体が安定し、素晴らしい演奏へと導かれていくのです。

 

具体的におすすめな練習法は、

・メトロノームを使って、左手だけで通して弾いてみる。

・あるいは、部分ごとに左手だけさらってみる。

 

この時に大切なのは、テンポ設定です。

本番が近づいているタイミングであれば、遅すぎるテンポよりは、本番に近いテンポで左手をさらいます。

メトロノームを使うのも効果的です。

より安定した練習を行うことができますから。

 

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左手だけの練習・・・したことはありますか?

 

曲の土台となることの多い、左手パートを安定させること。

そして、左手を特訓することによって生まれる“自信”。

 

きっと、本番で緊張してしまう・・そんな時にも、最も心強いお守りとなってくれることでしょう。

 

急がば回れ。本番前だからこそ、腰を据えて。

ぜひ試していただきたい練習法です。

 

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