こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
ピアノの足元に付いている“ペダル”。
ペダルが2本というピアノもありますが、3本ペダルがついているピアノのほうが多いかもしれません。
左から、ソフトペダル、ソステヌートペダル、そして一番右にあるのが“ダンパーペダル”です。
3本それぞれに役割と特徴がありますが、一番使う頻度が多いのは、一番右側にあるペダル・・・ダンパーペダル ではないでしょうか。
“ダンパーペダル”とは、
ダンパーペダルを踏んでいる間に鳴らす音がすべて延びる。
という特徴を持つペダルです。
ピアノを習っている方なら、ダンパーペダルに憧れたという経験、一度はお有りなのではないでしょうか。
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ペダルは何を使って踏むのでしょう?
正解は、もちろん“足”です。
ですが、私が幼いころから聞いてきたことば・・・
『ペダルは、“耳”で踏む。』
楽譜に、“ペダルを使いましょう“ という指示を見つけたとき・・・
ペダルを“踏む” ということに必死になっていませんか?
そもそも、なぜペダルを踏むのでしょう。
それを忘れてはいけません。
ペダルを踏むことで、そこに書かれている、“複数の音を混ぜた美しさを表現するため“です。
そして、響きも豊かになります。
そう、美しい響きを作り出すためのひとつの演出方法として、ペダルを踏むのです。
ペダルの踏み方の練習をするとき、
“ここで踏んで、ここで離す!”といった動作として練習するのではなく、
“この美しい響きを作るために、ペダルを踏んでいるのだ“ という意識を持って、ぜひ練習してみてください。
美しいかな?きれいに響いているかな?・・・と聞きながら練習すること
まさしく“耳を使ってペダルを踏む”ことにつながります。
“ペダルを踏む!離す!”という動作にとらわれず、
“うつくしい響きを作り出す” ということを大切に思って、ペダルの練習を行いましょう(^^)