こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
今日のブログは、私が練習中に思ったこと。
思ったことと言っても、素敵なことだったり、かっこいいことなどではないのです・・・
12月20日に控えている、久しぶりとなる、ピアノの本番に向けての練習。
トホホ・・となるほど弾けない箇所がありまして(^^;
両手が全く同じように、同じパッセージを弾く、ユニゾンと呼ばれる箇所。
トリルのように速く弾かなければならない、5連符のユニゾンです。
手を変え品を変え、色々な練習法で練習するも、いまいちしっくりこない。
・・・
そうだ!あの練習法だ!
幼い頃、恩師から教えていただいた練習方法。
『弾けないパッセージ、口で言えれば、弾ける。口でも言えないところは、弾けない』
・・・
もはや、早口言葉よりもうんと早く難しい、“しゃべり練習“
いざはじめてみると、なんとも不思議。
弾けないところ・・・口でも言えていない(泣)
こんなに速く口を動かして喋るなんて、日常生活にはないほどの早口言葉です。
この、“しゃべり練習”もう、何十回練習したか分かりませんが、音は奏でていないのに、そのパッセージをリズム通りにしゃべっているだけなのに、音楽的にバチ!!っとはまる時はわかるのです。
よし、この感覚!
なんだか、“口”と“脳”と“耳”と“指” の感覚がばっちり合う、そんな感覚です。
ピントが合ってくると、練習していても、“その先“が見えてくるようで希望が持てます(^^)
~~~
これは、早いパッセージに限った練習法ではありません。
ゆっくりのパッセージでも、弾いていてしっくりこない、暗譜ができるか不安、なんとなく弾いてしまっているけれど良いのかな・・・
そのように感じてしまう箇所の練習にも有効です。
みなさんも、今弾いている曲の中で、なんだか弾きにくいな、理解して弾けているかしら・・・と不安に思う箇所があるときには、ぜひ、
“(そのパッセージを)弾かずに、しゃべって練習”!!
ポイントは、
“テンポは決して、遅くしないこと”
“拍の感覚を忘れないこと”
ぜひ、お試しください(^^