こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
今回は、先日のブログ記事【練習・・・焦っていませんか?①】の続きのお話。
ピアノに限らず、演奏は生もの。
ロボットではなく、生身の人間が心を込めて弾いているのですから・・・たとえ練習だとしても、生ものです。
思うように弾けても、思うように弾けなくても、一回一回が唯一無二の演奏なのですよね(^^)
だからこそ・・
『あれれ、昨日はうまく弾けたのに!弾けなくなっている(泣)!!』
このようなことも多々・・・ですよね。
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そのような時、みなさんはどのように練習しますか?
大切なキーワードは、『ゆっくり&じっくり&落ち着いて』。
“昨日は弾けたのだから、早く弾けるように戻さなくては!“・・・このように焦ってしまうのは良くありません。
たとえば、発表会などの本番の予定がある場合には、なおさら、焦りは禁物!
こんな時に効果的な練習。それは・・・
『苦手な箇所 “だけ“ 取り出して』
『その部分 “だけ“ 繰り返し練習』
『テンポを落として・・・じっくり、落ち着いて』
なんだか、“逆“ですよね。
でもこれがとても効果的なのです。
一番避けたいのは、
『弾けなくなってしまった!!!』と焦るあまり、はじめから最後まで通すばかりの練習をしてしまうこと。
はじめから通す練習が、効果的な時ももちろんあります。
ですが、先に例に挙げたような時には、焦る気持ちを一度置いておいて、一見、逆、とも思えてしまうような『ゆっくり&じっくり&落ち着いて』この気持ちで練習すると良いでしょう。
『今日はこの箇所だけ!』と決めて、そこだけを取り出して取り組んでくださいね。
通して弾きたい時は、練習の始めや終わりに一回くらいにとどめて。
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部分的にやっつけるぞ!・・・この練習をしているときのポイントは、“腰を据えること”。
例えば、弾けない箇所を取り出しての、リズム練習や、メトロノーム練習、をしているとき。
気持ちが焦って、ちょこっと数回取り組んだら、すぐに速いテンポで弾いてみたくなってしまう・・・
この気持ち、よーくわかります。
ですが、ここはぐっとこらえて、リズム練習や、メトロノーム練習にじっくりと“腰を据えて“取り組んでださい(^^)
幼い頃は、“正”の字を書いて、部分練習の回数を書いたこともありましたが、最近は、時計とにらめっこ。
“10分間はリズム練習だけ!” などと、時間で区切って部分練習に集中する方法をとることが多いです。
時計の針を気にするのも集中が途切れるなと思う時には、アラームをかけておくこともあります。
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『昨日までは弾けたのに!どうしよう!!』
と焦ってしまうときほど、『ゆっくり&じっくり&落ち着いて』。
ぜひお試しください(^^♪