こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
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今日のブログは、〝調性感〟について。
ピアノ学習者の方なら、一度は耳にしたことがあるワードかもしれません。
〝調性感〟とは、
今、自分が演奏している音楽は、一体何調なのか?
そして、〝調〟を味わって演奏すること。その力を指す言葉です。
調性感という言葉を使わなくとも、レッスンで、
「ここは何調かな?」というやり取りは、必ず誰しも経験があるのではないでしょうか。
さて。
その〝調性感〟は、どのようにしたら身につくのでしょう?
その答えはきっと、無限。
色々なアプローチがあるかと思いますが、今回はその中から、私がレッスンで実践している方法のひとつをお話しします。
これが、なかなか効果あり!
先日の大人の生徒さんレッスンでも、効果を実感したばかりです^ ^
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キーワードは、【同主調】。
同主調とは、主音が同じ短調と長調のこと。
例えば、ハ長調とハ短調。イ長調とイ短調。のようなことです。
ハノンに収録されている、24調スケールカデンツ。
これは、ピアノ学習者ならば、ほとんどみなさまが通る道でしょう。
この24調スケールカデンツは、何のために学ぶのか。
その答えのひとつに、〝調性感を習得する〟という目的があると思います。
全24調を習得しながら、それぞれの調が持つ、個性や世界観、イメージを自分の中に確立していくのです。
まるで、自分の中に“24個の引き出し” が生まれていくように。
そのようにして培った “調性感” を今度は、曲の中で、引き出しから取り出すように表現するのです。
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曲を演奏するには、さまざまな要素によって成り立ちますが、この〝調性感〟も大事な要素のひとつですね。
調性感が無いと、色合いや、彩りや、香りのない演奏になってしまいますから。
この調性感、あるいは調のイメージは、まさに十人十色。
だからこそ、〝調性感〟を大事にして、表現することで、演奏に香しい個性が生まれるのだと思います^ ^
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調性感を習得するための裏ワザをお話しするべきブログですのに、そこまでのお話が長くなってしまいました^^;
さてさて、調性感を習得するための裏ワザとは^ ^
次回ブログにてお話ししてまいります。