こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
昨日のブログでは、【案外、『逆』】と題して、「逆」をテーマにお話ししましたが、その記事を書きながら、また別の“逆”を思い出しました。
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ピアノ曲を弾いていて、早いパッセージがうまく弾けないとき・・・
みなさんならどのように練習しますか?
音の数も多く、さらに速く弾かなければならないところ。
難しいですよね。
なかなか弾けない箇所が出てきたとき、色々な練習方法が思い浮かぶと思います。
メトロノームに合わせて、リズム練習、テンポをゆっくりにして練習、、などなど。
今日ご提案する、『逆』にまつわる練習法。
それは、文字通り!
【逆から弾く!】
そう。パッセージの「逆」から弾くのです。
たとえば、
【ドミファソラソファミ レファソラシラソファ】
というパッセージが難しいとします。
途中でひっかかってしまったり、指の動きが不安だったり。
さあ!では、「逆」にしてみましょう。
【ドミファソラソファミ レファソラシラソファ】(ハノン1番)
これをそのまま、後ろから弾くのです。
【ファソラシラソファレ ミファソラソファミド】
こんな風に(^^)
この、「逆」からひいたパターンでも、つっかえることなく、また、正しく弾いた時と同じテンポで弾けるまで練習しましょう。
十分、「逆」からの練習をしたら、さあ、元に戻して楽譜通りに弾いてみましょう!
「逆」からでもスラスラ弾けていると、正しく弾いた時にもスムーズに弾けるはずです(^^)
音をひっかけたり、つっかえたりするということは、“音の並び”が分かっていないだけでなく、“音と音の幅“に自信が持てていないことが多いのです。
そこで、パッセージを「逆」から弾く練習をすると・・・
“音と音の幅“が練習すればするほど、指に馴染んでいくのです。
昨日のブログとは、ちょっと視点の違う【逆】。
難しいな、弾けないなと思うパッセージが出てきたら、ぜひ、【逆から】弾く練習、お試しあれ♪