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“スケール“の洗いなおし

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こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。

当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。

 

ピアノを習っている方なら、誰もが通るであろう道。

【スケール・カデンツ】

 

テクニック本のバイブル的存在、“全訳ハノン教本”に、全24調が載っていますね。

 

この【スケール・カデンツ】こそ・・・奥深く、とても難しいのです。

 

音大時代ある授業で、その当時、学内でもスター的存在のピアノ科の方がふと仰っていたことばが今でも忘れられません。

“どんな曲より難しいのは、スケール。”

 

ピアノを習っている方は、ちいさなお子さまでもこの、【スケール・カデンツ】を弾きますね。

練習のはじめに“指慣らし“として弾いている方も多いでしょう。

 

この、もはや“ルーティン化”しているかもしれない【スケール・カデンツ】、なんとなく弾いてしまっていませんか?

 

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ゆっくりとピアノに向き合うことのできる今の生活、わたしは【スケール・カデンツ】の洗い直し!?に取り組んでいます。

 

速いテンポで弾くことも大切な練習法。

ゆっくり、あるいはリズム練習を取り入れるのも大事な練習ですね。

 

最近私が行っているのは、

“ある、ひとつの指にフォーカスする“こと。

 

誰でも、右手左手、弾きやすい手があるかと思います。

弾きにくい手だけで、スケールを弾いた時、何かがしっくりこなければ、5本の指のどこかに“うまくいかない原因”が隠れているのです。

 

この“原因”を探す作業は、速いテンポで弾き通す ばかりでは見つけることができません。

 

今日の私がフォーカスしたのは、“左手の①の指”。

①の指は強い指というイメージがありますね。もちろんそれは正しいのですが、強いからと言って何となく打鍵してしまってはいけません。

スケールの中では、①の指はとても重要。

①の指を打鍵した後には、必ず“指越え”が出てきます。

また、スケールの下り には、①の指の“指くぐり”が出てきますから、とても重要な役割をもった指なのです。

 

この①のゆび を鍛えることで、よりスムーズでなめらかなスケールを弾くことができるようになります。

 

家で過ごす時間が多い今。

ピアノに向かった際、もしかしたらいつもは何となく弾いていた【スケール・カデンツ】。

1音1音、5本の指 一本一本にこだわって・・・♪

時間を割いて、ゆっくり&じっくり練習してみてはいかがでしょうか(^^)

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