こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。
当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。
先日のブログ記事、【ピティナ（全日本ピアノ指導者協会)主催の指導者交流会に参加しました】。
今日は、その交流会で≪私のお気に入り教材≫として持参したテキストについて、お話ししたいと思います。
【オールインワン まいぴあの ぷれ①、②】
（ヤマハミュージックメディアエンタテインメントホールディングス 出版）
エミ・ピアノスタジオでは、<３歳のプレ・ピアノレッスン>でこのテキストを使用しています。
身体や指の発達、またレッスン内容の理解度などの観点から、いわゆるピアノ個人レッスンは、４歳から・・という教室が一般的です。
当スタジオでも、ピアノ個人レッスンは、４歳のお子さまからお受けしています。
ですが、あらゆる才能にあふれた、４歳までの大切な時期。
“近い将来ピアノを学ぶことを見据えたレッスン“ができないだろうか・・・。
そんな思いで、当スタジオでは<３歳のプレ・ピアノレッスン>を開講しています。
そして、そのレッスンにフィットしたテキストが、この【オールインワン まいぴあの ぷれ】。
ピアノを弾くためには、５本の指をバラバラに動かせることが大前提です。
この動きを無理なく行うことができるのが、およそ４歳からと言われています。
では、３歳ではピアノに触れても、何も学べないの？？？
・・・いいえ（＾＾） ３歳のお子さまでも、ピアノの音を奏で、学べる要素はたくさんあります。
さらに言うと、４歳でなく、<３歳だからこそ学べること>もあるのです。
それでは、テキストの魅力と共に、レッスンでの取り入れ方をお話ししていきましょう。
～当スタジオが考える、【オールインワン まいぴあの ぷれ】の魅力～
①３歳の身体、指の動きに対して無理なく、≪ピアノを奏でる≫ことを学べる。
②掲載曲すべて、≪生徒と講師の連弾≫の形式で作られている。
③３歳の最大の特徴である、≪想像力、何かをイメージする力≫を存分に発揮できる曲の数々。
順を追って、
①３歳の身体、指の動きに対して無理なく、≪ピアノを奏でる≫
先ほども触れたように、５本の指をバラバラに動かすことにはまだ少々負担がかかる、３歳児の身体や指。
このテキストでは、クラスター奏法（手をグーの形にして、ピアノの音を奏でる奏法）、その後は徐々に指を１本ずつ使って音を奏でる奏法に移行していきます。
テキストが終わる頃には、片手ずつ、５本の指を１本ずつ動かすことができるようになり、スムーズに≪４歳のピアノ個人レッスン≫に移行することができるのです。
まだまだお話ししたいことがたくさん・・・詳しくは、こちらのページをご覧いただけたらと思います。
奏法のおはなし含め、私の思いも綴っていますので、ぜひご覧ください（＾＾）
そして、
②≪生徒と講師の連弾≫の形式で作られている曲の数々
手をグーの形にして演奏する“クラスター奏法” “指を１本ずつ使ってピアノを奏でる”
・・これらのことだけでも、音楽的に学べる要素はたくさんありますが、１曲１曲を完成させていくときに、子どもたちの奏でる音だけでは “音楽的な豊かな音の響き“ が少し物足りなく感じてしまいます。
そこで、≪生徒と講師で連弾≫することで、音の響き、音域の広がり、響きの広がり を叶えることができるのです。
例え、習いたてのお子さまであっても、“講師との連弾“で曲を仕上げるとき、驚くほどの豊かな響きに包まれ、音楽的にも気持ちの面でも充実感を持って、１曲１曲を仕上げていくことができます。
また、ピアノに触れる初期の頃から、単音ではなく、豊かな音楽の響きを耳にすることで、音楽的に≪良い耳、聴ける耳≫を育てることができると考えています。
最後に、
③３歳の最大の特徴である、≪想像力、何かをイメージする力≫
この力こそが、３歳のお子さまだけが持っている大きな力です。
「お空に虹がかかっているよ！」と伝えると、本当にそこに虹が見える。
「お山が見えるよ！さあ、のぼってみよう！」と伝えると、本当に山を感じ、よいしょ、よいしょと登るイメージができる。
2歳でもなく、４歳でもなく、３歳の子どもたちだけが持っている大きな大きな才能 と言われています。
（4歳は？？と思うところですが、4歳になると、思考が少し大人びてきてしまうのだそうです）
ピアノを演奏する上で、年齢関係なく、“イメージする力” そして、“イメージした世界を≪音≫にする力” が大切です。 それこそが演奏者の魅力ですものね。
まだまだ幼いと捉えがちな３歳のお子さま。
ピアノは４歳から、と決めつけず、３歳のお子さまだけに広がっている力を存分に、ピアノの世界で発揮してみませんか。
エミ・ピアノスタジオでは、０歳のお子さまから楽しんで頂ける、親子のレッスンを開講しています。
ぜひ親子で、“音楽を楽しみに“いらしてください♪
お待ちしています（＾＾）